8月29日、30日、31日に東京ビッグサイトで開催されたエンディング産業展に今年も登壇させていただきました。
今年のテーマは
「施設死」「居宅死」急増時代の多職種連携と葬儀社の提案力
今回のキーワードは2つ。
「施設死」「居宅死」増加
現在、病院で亡くなる方の割合はどれくらいだと思いますか?
8月に放送された某番組では「病院で亡くなる方が8割」と画面いっぱい紹介されていました。
「亡くなったらどうする?」というノウハウ本も、病院で亡くなることを前提に書かれています。
実際は、、、病院で亡くなる方の割合は67%(2021年)です。
2005年の82.4%をピークに年々その割合は低下しています。
終末期医療に対する考え方の変化や、介護保険で「看取り加算」等看取りの環境が変わったことなどが要因としてありますが、病院以外で亡くなる場合のことを想定した発信に切り替えていかなければなりません。
キーワードの2つめは
多職種連携
介護事業に関わるようになり、葬儀社の動きを違った視点から見えるようになりました。
死後の業者間での連携もありますが、単に「他職種連携」つまり他の職種と連携しているにすぎません。故人やご家族を多くの職種で情報共有しながら支えていこうという視点が必要です。
今回は、この2つのキーワードをベースに、実際に取り組んでいる企業例もお伝えさせていただきました。