2019年12月6日、寺院デザインが毎月行っている勉強会「葬式仏教向上委員会」で登壇させていただきました。
テーマは「福祉の現場とお寺の協働から生まれるものー介護業界との対話を通じて」
終末期のトータルペインとして「身体的苦痛」「精神的(心理的)苦痛」「社会的苦痛」「スピリチュアルペイン」があげられますが、スピリチュアルペインについては実際あまり積極的な取り組みがなされていません。
普段は特別信仰心がなくても、自らの力でどうしようもできないとき、何かに頼りたくなるものです。スピリチュアルケアがもう少し注目されても良いのでは、と介護・福祉の現場かかわっていると感じます。
福祉の現場でどのようにお寺が協働できるのか、と現状などお伝えしながら参加者同士で考えてみました。
・介護の現場が宗教者に求めること
・介護との協働は「看取り」に関われるチャンス
・お寺が介護業界と関わる方法
・介護の現場から提言を
・葬儀の場面でのお寺の価値が高まる
といった内容です。