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高齢の犬と猫が看取り、特養でもペットと一緒に最後まで暮らせる!

高齢の犬と猫が看取り、特養でもペットと一緒に最後まで暮らせる!

ペットも家族の一員とはいえ、高齢者のみの世帯では飼い続けることが難しいのが現状です。
最近では「ペットと一緒に入れる」をうたう施設も増えてきましたが、サ高住か有料老人ホームがほとんど。

そんな中、ペットと暮らすことができる特養が注目を集めています。

読売新聞の医療・健康・介護サイトの「ヨミドクター」では「ペットと売らせる特養から~認知症を癒し、看取る犬・猫たちから」をテーマに、オンラインセミナーを開催。講師はヨミドクターでコラム「 ペットと暮らせる特養から 」連載中の若山三千彦さん(神奈川県横須賀市の特別養護老人ホーム「さくらの里山科」の施設長)です。

(ヨミドクターより引用、若山三千彦さんのコメント)
 現在、日本で飼われている犬と猫は計1800万頭以上といわれています。また、65歳以上の高齢者の人口が約3600万人です。これだけ多くの犬と猫、そしてご高齢の方がいれば、高齢者とペットに関わる問題もいろいろと生じています。

 保健所で殺処分される犬猫は、年間で合計2万3000頭以上。犬猫が保健所に持ち込まれる理由の過半数が、高齢者による飼育放棄だといわれています。飼育放棄といっても、実際には、高齢者が老人ホームに入ったり、あるいは亡くなってしまったりして飼えなくなった場合が大半だとみられています。

 例えば、ペットを飼っていた一人暮らしの高齢者が、介護が必要になり、老人ホームに入居することになった場合も、ほとんどの老人ホームはペットと一緒に入ることができません。そのため、ペットが置き去りになり、中にはそのまま餓死してしまったなんていう例もあります。

 また、ペットを置いては行けないと、老人ホームに入らずに無理をして一人暮らしを続けた場合でも、心身の衰えでペットの世話ができなくなり、自宅で共倒れということも。高齢者もペットも亡くなっていたという最悪の事例もニュースになっています。

介護施設に入居している人は、(施設によりますが)2年以上にわたって施設の外に出られないという生活を強いられています。
家族とも会えない、外出不可、桜も紅葉もゆっくり鑑賞することもできませんでした。
こんな中で、どのように「人間らしく」過ごしたら良いのでしょう。

ペットと一緒に過ごすことで生活に潤いができれば、生きている意味を見出せすことができます。
ペットと一緒に最期まで生活を共にすることができ、さらにその先、お墓まで一緒に入ることができたら・・・そんな世の中にしたいですね。

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